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利用者の声

VOICE

  • 「ご夫婦が同じ方向を見られるといいですね」というアドバイスを聞いて、ハッとしました。

    M・Kさん 女性52歳

    子どもが24歳のときに来談。1年ほど結(ゆい)のサービスを利用。初めは自分だけで来談していたが、最終的にはご主人も一緒に来談するなど、夫婦関係の改善が「わが子」にも好影響。

どう息子に声をかけたらいいか分からなくなっていました

就職活動がうまくいかず、大学を卒業した息子が何もせず家にいるようになって2年。最初のうちは「どうするの?」と問いかけるなどしていましたが、これといった変化が無く、もう、どう声をかけたらいいかも分からなくなっていました。

 そんなとき、新聞で見かけた保護者のためのセミナーに参加してみたところ、「結(ゆい)」のチラシが配られており、無料の相談会があることが分かり、私だけで相談に行きました。

夫婦の足並みを揃えたら、息子も相談に行くようになった。

「育て方が悪かった」と叱られるのではないかと心配でしたが、いただいたアドバイスは、「ご夫婦が同じ方向を見てお子さんにメッセージを出せるといいですね」というものでした。

 確かに、私は「アルバイトでもいいから」と声をかけることもありましたが、主人は、「こんな時代だから正社員でないとダメだ」と口論になることがあり、もしかすると、息子は、そのことで身動きがとれなくなっているのかもしれない……と、ハッとしました。

子どものことで相談に行ったのに、まさか夫婦の足並みについてアドバイスを受けるとは思いもしませんでしたが、自分だけでは考えられないことでした。いまさら大変なことでしたが、私と主人がしっかり話し合い、子どもにとって現実的な提案をしたところ、息子も支援機関に相談に行くようになってくれたので、まずは一歩前進……と、ホッとしています。